甲状腺腫瘍備忘録

甲状腺腫瘍発覚から手術までの備忘録です

内視鏡手術について

先日上司に入院・手術の日程を報告したとき、内視鏡手術なのか、と聞かれ「いや、切るんですよ」と答えた。以前通院して検査をしていることを伝えていたので、少し病気について調べてくれたのかもしれない。恐れ入ります。

 

傷が残るといってもいずれシワになるんだし、襟のある服なら隠れるし、一年くらい経ったら薄くなるって皆言っているし、まあいいかくらいの気持ちだったのだ。しかしよくよく調べてみると世の若い女性は傷が残ることを恐れる人が多いらしい。私は若いとは言わないが、まあそれでも45歳以下ではあるし、傷が消えるのはやぶさかではない。

 

急に気になったので調べてみた。

 

基本は、首の横のあたりや鎖骨の下あたり、もしくは脇の下に小さな穴をあけて首の皮をテント状にして患部を切除するらしい。私が通える距離だと実施している病院は2ヶ所。そして今行っている専門病院ではやっていない。実施しているのはどちらも総合病院だ。甲状腺内視鏡手術をしている病院って意外と少ないんだな。それだけまだ難しいのか、最新機器が必要なのか。しかし甲状腺の手術自体はそれほど難しくないと聞く。神経もたくさん通っていて血流量も多いはずなのに、不思議。

 

内視鏡手術は先進医療として扱われ、昨年4月からは良性腫瘍であれば保険もきくらしい。ということは保険の高額医療だけでまかなえるということか?いいじゃん。私今のところ良性だし。なんでこれにしなかったんだろ。ああでも切り終えてから「やっぱ悪性だったから保険なしね」っていわれたら辛いかも。もしかしたら腫瘍が大きすぎると内視鏡では無理かもな、と思っていたが、調べた2つの病院のうちの片方は「5cm以下ならすすめる」と書いていて、私はまだ4.3cmなので間に合いそうな感じもする。どうでもいいけどなんで小さな穴から大きな腫瘍が出てこられるの?調べる前から馬鹿になりそう。

 

ももう予約してしまったしな。病院の場所でいうと神戸のほうがいいし、予約も半年から待つんじゃないか。もう神戸でいいかという気持ちが8割くらい。私の中にかろうじて残っている美意識2割が「いや〜傷は小さい方がさ?いんじゃね?痛いの早くなおるんじゃ?」と言っている。かもしれない。