甲状腺腫瘍備忘録

甲状腺腫瘍発覚から手術までの備忘録です

甲状腺腫瘍入院&手術 8日目(退院)


8日目

ついに退院。

実は入院をしたのが初めてだったので、退院の作法がよくわからず、受付で軽く挨拶だけしました。
特に手術後の夜をフォローしてくれた看護師さんには、もう一度お礼を言いたかったのですが、あの日以降お顔を見ることもなかった…落ち着きのある声で、安心感のある方でした。
ほかにもたくさんの方に支えていただきました。
お礼を伝えることはできませんでしたが、ひっそりとこの感謝を人生の糧にしたいと思います。

遠方からの入院だったので、帰りは荷物を送ろう……と思っていたのだけど、思いのほか元気になり、荷物は自分で持って帰ることに(スーツケースでした)。
そんな大層な量でもないけど。そのかわり帰宅にはタクシーと新幹線を使って贅沢することに決めました。

ところが、外に出て、タクシーに乗った途端に咳がとまらない。急いでマスクを装着したものの、その後、自分が思っているよりも疲れやすいことに気がつきました。
病院でのんびり過ごしている時は「回復が早いわー」と思っていましたが、これは……もしかして……入院&手術で、かなり最大HPが減っている???

早めの時間に出たので午前中には自宅に到着しましたが、着いてからはとりあえずゆっくりとベッドで休みつつ、各方面に退院報告をしました。


そして夜。
やっぱり手足が熱い!そして眠れない!
気になっていた微熱にしてもそうだけど、やっぱり自律神経の乱れでしょうか。
環境の変化に対応しにくいのかもしれないです。

幸いにも傷跡の治りはよく、鎮痛剤も飲まずに過ごせています。
やはりまだ腫れや首元のぼんやりとした麻痺、飲み込んだ時のかすかな痛みはあるものの、後遺症は少ない方なのだろうと思います。
傷は現在、マイクロポアテープを貼っています。傷の上だけが少しこんもりと盛り上がり気味。術後すぐには気になりませんでしたが、時が経つにつれ、喉のあたりがやや息苦しい感じがします。
ネット情報によると、半年くらいかけて落ち着いていくとのこと。
綺麗に治るといいなあ。

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ケロイドと肥厚性瘢痕 - 傷跡を消す/傷についてもっと詳しく/傷と治療の知識/特定非営利活動法人・創傷治癒センター




周囲のすすめもあり、術後一週間は自宅療養したあと職場復帰しました。
基本デスクワークなので問題なしです。
現在は、首元を隠したり日焼け対策をしつつ、重いものを持たないように気をつけています。残業は、術前同様2時間くらいにとどめつつ……本当はもっと早く帰りたいのですが。笑

 
長々と書きました、このたびの入院&手術記録はこれでおしまいです。
お読みいただきありがとうございました。

これからは、のんびりと、時々術後の経過を書いていこうと思います。