甲状腺腫瘍備忘録

甲状腺腫瘍発覚から手術までの備忘録です

続・専門病院に行ってきました

最近電車に乗るたび、鼻水が滝のように流れ出て来る。普段もマスクをしていて、痒いのは間違いないのだけど、電車内にいる時が一番ひどく流れて来る気がする。電車の中はアレルゲンが溜まりやすいのだろうか。通院ならもう仕方がないけれど、デートの前や推しの出ている舞台観劇の日に止まらなくなるのは本当にやめてほしい。

 

そんなこんなで今日もいい天気で、暑くて、行楽日和だった。まあ10日ぶりの通院です。

 

前回は朝9時まで必着だったので新幹線に乗って行ったけれど、今日は午後の予約なので在来線。父親が「春の1dayパス」で行くと安く行ける、と教えてくれたので早速買ってみた。3600円で1日乗り放題。おまけに観光地で遊ぶ引換券もついてる。お得。

 

www.jr-odekake.net

 

在来線で乗り降り自由範囲内なので往復1000円以上安くついてハッピーです。春は6/4までとのこと。また季節が変わると発売されるそうなので、他のパスも含めて調べておこう。通院費もなかなか馬鹿にならない。

 

ともかく専門病院に行ってきた。

 

今回は、前回の細胞診結果と元の病院での検査結果。先生の診断は「腺腫様結節あるいは濾胞性腫瘍の疑い」。やはり、手術以外に出来る検査でこれ以上の診断は難しいらしい。良性であっても大きくなる可能性があること、悪性を完全には否定できないことから、手術をすすめられた。元々前の病院でも同じことを言われていたから、特に驚きはないし、心の準備もできていたから、いろいろ考えて3ヶ月後に予約をとってもらった。直近だと、キャンセルが出たとのことで1ヶ月後の空きもあったのだけれど、まあそんなに急いでいるわけでもないし、仕事のことを考えると3ヶ月後くらいで丁度いい気がした。

 

質問はありますか?と先生にも看護師さんにも聞かれたが、腫瘍発覚からここまでくるのに一月半、あらゆるシミュレーションをしたので(笑)、あまり思い当たらなかった。前回質問しようと思っていた甲状腺の腫れについても、ネットで調べていたら大まかな結論が見えたし、先生も予め丁寧に説明してくれる。今後入院や手術にあたって聞きたいことは出てくるだろうけど、今できるのは粛々と現状を受け入れるくらいのような気がした。でももしかしたら落ち着いているのは表面だけで中身はテンパっているのかもしれないので、後日もう一度きちんと情報整理をしておこう。

 

取り急ぎの気がかりは仕事のことくらい。いつでも休みたいけれど、半月休むことになったらなったで気になることは色々とある。同僚が7月で辞めるから一層心配。今週から新しい人が来るらしいから、うまくいくといいなあ。

 

入院及び手術はまだだいぶ先だが、とりあえず先に術前の検査を受けることに。まずは身長体重と血圧。血圧が高くて驚いたので看護師さんに「高いですね!?」と聞いたら、「大丈夫ですよ。緊張されている時はすぐ高くなりますし」と気に留めていない様子。そんなにドキドキしていたとは思っていなかったけれど、はじめての手術が決まったところだったのでちょっとそわそわしていたかもしれない。それならそれでいいのだけど。体重も想定より重かった。こちらは疑いようのない事実である。

 

その後、採血とレントゲン・心電図・肺機能・音声機能の検査へ。前回も思ったのだけれど、ここの病院の採血は結構ブスッと刺されて痛い感じがする。特に後まで痛みが残るというわけではないから、気のせいかもしれない。心電図は、技師さんの前で半裸にならないといけなかったので緊張した。タオルとかかけたらダメなんだろうか。

 

肺機能検査は人間ドックでもやるのでそれほど戸惑うこともなく。音声機能検査は初めて受けた。息をいれるマウスピースのようなものとマイクのセットがついた器具を持って、出せるだけ高い声を出したり、どれだけ声が長く続くか調べる検査。最近咳が出るので(多分アレルギーのせい)うまく声を出しづらいところがあった。咳が出るのは悪性の可能性があるとどこかで読んだので気になっているけれど、実際私はアレルギー持ちで、今日みたいな日は元々咳が出やすく、後鼻漏気味にもなるからあまり気にしても仕方がないだろう。多分そういうのは、何かあればエコーやレントゲンである程度わかるはず。

 

などなど、検査をさくさくと終えて本日の受診も終了。次は来月下旬です。

 

お昼を食べている余裕がなかったので、検査の後で食事をすることに。ここまで来てマクドナルドもな〜、でも暑いから冷たいおそばでもいいかも、いやでもビフカツ食べたいけどお店探すほどでもないなあ……と思いながら、とんかつ屋さんで「そら豆の豆乳クリームコロッケとひれかつの定食」を食べた。とてもおいしくて、空腹に染み渡った。痩せる気ないなあ。